代官山内科クリニック

院長挨拶

こんにちは。代官山クリニックの院長です。
当院は従業員一同「温かさ」と「誠実さ」をモットーに診療にあたっている在宅療養支援診療所です。対象疾患は、がんの末期から認知症や足腰が弱くなって通院困難になった高齢者など多岐にわたります。
まず、最初にみなさんに知って頂きたいアンケート結果があります。2004 年の厚生労働省による終末期医療に関する調査等検討会報告書で、治癒が見込めないがんで痛みを伴う場合に希望する療養場所は約60%が自宅を希望しています。しかし死亡場所での希望では自宅は約10%と減少してしまいます。
つまり、患者さんにとってわれわれのような、かかりつけ医と病院との連携が大事であることが分かります。この現実を踏まえ、私は普段在宅支援診療所を中心として診療しておりますが、時に非常勤医師として総合病院でも勤務しており病院との連携を大切にしております。

在宅医療をしていると患者さんから「病院の診察室では話せなかったことが色々話せて良かった」というような声を頻回に聞きます。このことは現在の能率主義の医療には真の患者さんの心が反映されていないことの一端に思います。また、患者さんを介護する家族に対するケアも在宅医療の場では重要です。さらに病院での治療に疑問を思っている方に対しても、在宅医療は柔軟な対応ができる医療で患者さんと家族の心に寄り添っていくことが大切な責務であると本院は考えております。

一方、ある病気になったら、その専門家に診てもらって最良の治療をして欲しいというのが誰しも考えることです。現実、個々の専門医療の飛躍的な発展がなされ、国民の平均寿命が延びているのは病院の医師の努力によるものが多大であると思われます。病めるものにとっては、どちらも甲乙つけ難い必要不可欠な医療ではないかと思います。

つまり病院と在宅医療は車の両輪であり、互いに補い合いながら患者さんの治療にあたるのが理想の姿なのだと思います。今後も本院は今までと同様、患者さんはもちろん、家族すべての健康を気づかうホームドクター的な立場で、いつでも優しい診療所を目指していきたいと思っています。
どうぞ御遠慮なく健康のことで悩み等ございましたら、お気軽にお電話してください。